数の子

社長, 社長とスタッフのブログ

 お正月が近づいて来ると、スーパーの店頭には数の子が沢山並びます。冬中食べても良い食品なのに、11月に販売していると、「気が早い」と思われ、正月を過ぎて販売していると、「売れ残り」と思われてしまう、不思議な商品です。スーパーでは、「味付け数の子」と「塩数の子」を販売しますが、7:3で味付け数の子が売れます。産地は、ロシア、米国(アラスカ)、カナダが主ですが、ロシア産の方が粒の食感が数の子らしく感じます。漁獲量は毎年減少して仕入れ値は上がり気味ですが、需要が減少しているので、微妙なバランスで価格が保たれています。

 私は、塩数の子を自分で戻して食べるのが好きです。お正月の時期の楽しみでもあります。店頭には、立派な姿をしている数の子と、折れ子と言って、収穫段階で形が崩れてしまった数の子があります。価格は、折れ子の方が安価なので、折れ子で、塩を抜いて味を付ける練習をすることをお勧めします。img_0783

 数の子の塩抜きは時間は掛りますが簡単です。シール容器に食塩水を作り(濃度は海水程度が良いと言われています)、それに折れ子を漬けます。塩水は、朝、晩、1日に2度替えます。替える度に、数の子の端を食べてみて塩の抜け具合をチェックします。おおよそ4回替えた後(2日後)、端を食べて見ると、かなり塩が抜けて来ます。後1回交換するか、2回交換するかなどは、ご自分のお好みで判断して下さい。いい加減に2-3日かければ、好みの程度に塩が抜けます。これで塩抜きは完了と判断したら、数の子を水に入れて、表面の薄皮を取ります。全て取りきれなくても大丈夫です。皮取りを終えたら、シール容器に、出汁の素、お酒、味醂を適当に入れて、水で希釈して漬け汁を作ります。味は、少し舐めて見て判断して下さい。その中に、数の子(折れ子)を入れて、一晩冷蔵後に入れておけば、数の子が出来上がります。削り節をかけて召し上がって下さい。数の子にワインは禁物です。ワインが、どれくらい不味くなるか経験として試してみるのも面白いです。日本酒、焼酎、ビールで合わせて下さい。

 漬け上がった数の子を1-2cmに切り、松前漬けの中に入れると、松前漬けが更に美味しく召し上がれます。無精者の私にも出来るおつまみの一つです。


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