ロジャーグラート(ロゼ)(発泡ワイン)

社長, 社長とスタッフのブログ

 数年前、TV番組の目隠し試飲会でドンペリニオンのロゼ(25,000円~30,000円)のシャンパーニュに勝ったスペインのカヴァ(ロゼ)ということで、有名になった発泡ワインのロジャーグラートです。当社ではクリスマス時期は税込2,030円で販売しています。ラズベリーのような濃い赤味を帯びたロゼで、綺麗な色に加えて、細かい泡が立ち、キレとコクのバランスが絶妙なカヴァです。個人的には、白はクワトロ、ロゼはロジャーグラートがコストパフォーマンスの良い発泡ワインだと思っています。img_0611

 7年前にオーナーのJosep Vallsさんと会った時に、彼は彼の醸造所が有るスペインのカタルーニャ州ペネディス(バルセロナから海岸線を西に40-50Km)を出荷した時のロゼの色と、店頭のボトルを開けたときの色と相違がないか、強く拘っていたのが印象的でした。

 今回、セールスマネージャーのDavid Pieraさんと話す機会が有ったので、色々聞いてみました。ロゼに使用している葡萄品種はモナストレル、ガルナッチャ、ピノノワールの3種です。ロゼの色の秘密は、葡萄の品質とマセラシオンに有るとのことです。マセラシオンとは発酵槽で発行する過程で、葡萄の皮と種の成分であるポリフェノールがブドウ果汁に浸み込んで行く現象です。ロジャーグラート社では、ワインのフレッシュさを保つために、日本から発注を受けてからデゴルジュマン(澱引き作業)をして出荷するので、瓶内で2次発酵している期間は2.5~3年だそうです。日本に輸入された時の状態が一番フレッシュで美味しいそうです。地中海気候のために、シャンパーニュやフランチャコルタ(イタリアのスプマンテで瓶内2次発酵をしている)に比べると酸と糖のバランスが良く、程よいボディ感が有るのが特長だそうです。また、カヴァは、熟成が長く辛口に仕上がるので、日本酒(辛口、ソフト、クリーン)とも相性が良いのではないかと言っていました。img_0789ロジャーグラートのボトルにはビンテージ(製造年)が記載されています。一般のシャンパーニュは幾つかの製造年を混ぜるのでNV(ノンビンテージ)になっています。1960年代はスペイン語でチャンパンと呼んでいたのだが、仏のシャンパーニュの生産者が呼称に抗議をし、1986年にスペインがEUに加盟したため、チャンパンと呼べなくなり、カタルーニャの生産者はカヴァを正式呼称としたなど、興味深い話を沢山聞くことが出来ました。img_0805

 皆様にもこの時期(クリスマス、お正月)にはロジャーグラートのロゼをお楽しみになることをお勧めします。数の子以外は殆どの料理と味わって頂けます。

 


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